美肌に効果的な成分として人気のコラーゲンは、
皮膚の代謝を促し、動脈硬化の改善に効果があるなど、
健康にも欠かせないタンパク質の一種です。
しかし単体で摂取しても、吸収率は高くないといいます。
コラーゲンは、ビタミンCと合わせて摂ることで
体内のタンパク質(コラーゲン)合成を最大限に機能させます。
ビタミンCは体内のさまざまな代謝に関わっていますが,
最も重要な作用はコラーゲンの生成とその保持です。
ビタミンCが不足するとコラーゲンの生成がうまくできず、
ビタミンCの摂れない状態が続くと、体の血管がもろくなり、
各器官に傷害が起こる「壊血病」という症状になります。
この病は16世紀から18世紀の大航海時代、
船乗りたちにとって海賊以上の恐怖でした。
バスコ・ダ・ガマのインド航路発見の際、
160人の乗組員のうち 100人が壊血病で亡くなりました。
1747年になり、イギリスの軍医ジェームス・リンドが
レモンなどのビタミンCを含む柑橘類を食べることで
病を予防できることを初めて発見しました。
その後、イギリス海軍では水兵が食事をする際、
毎日ライムジュー スを飲ませるようにしたため、
英国水兵は今でも“ライムジューサー”と呼ばれるそうです。
このように、ビタミンCの摂取がなければ
血管を作っているコラーゲンの合成はなされません。
そしてコラーゲンは、血管だけでなく
皮膚や骨など全身の組織も支えている成分です。
それは同時に、コラーゲンの生成に要るビタミンCも
人体の保持に必要な成分であることを意味します。
また、現代病の1つとされる「骨粗鬆症」は、
原因として“カルシウム不足”が際立って注目されています。
しかし実際は、ビタミンCとコラーゲンの不足こそ、
おもな原因の1つなのかもしれません。
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発行者:佐久間 浩之
サイト:フーディン ~おいしく食べて健康美~
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ページ:
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